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jQuery「.prevUntil() / .nextUntil()」で前後の兄弟要素を取得する方法

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jQueryの「.prevUntil() と .nextUntil()」は、指定要素の前後の兄弟要素を取得する事ができるメソッド

今回は、jQueryの「.prevUntil() と .nextUntil()」について、その違いと使い方をサンプルを交えて解説しよう。

直前・直後の一つの兄弟要素だけを取得したい場合は.prev().next()、すべての兄弟要素を取得したい場合は.siblings()というメソッドがあるのでこちらを参考にどうぞ。

.prevUntil()の機能とは?

.prevUntil()の機能

.prevUntill()は、「指定要素の前の兄弟要を範囲を指定して取得する」事ができる。

第一引数で取得する範囲を指定し、第二引数で絞り込む要素の条件を指定する事もでき、条件に合わない場合は取得しない。

引数を指定しない場合は.prevAll()と同じ機能になる。

.prevUntill()の構文

.prevUntill()の構文は次のような記述となる

$("セレクタ").prevUntill("取得範囲の指定","取得条件");
メモ

「第一引数の取得範囲の指定」は、「セレクタで選んだ要素以前」〜「第一引数で指定した範囲まで」を指定する事となり、それぞれセレクタの要素と、第一引数で指定した要素は含まれない点に注意が必要だ。

 

第二引数(省略可)は、取得する条件を指定するもので、条件にマッチしない場合は取得されない。

.prevUntill()の使用例

たとえば次のようなHTMLがあったとする

HTML
<div>
  <p>りんご</p>
  <p class="koreikou">ぶどう</p>
  <p>バナナ</p>
  <p>メロン</p>
  <p class="target">みかん</p>
  <p>もも</p>
</div>
jQuery
$(function(){ 
  $(".target").prevUntil(".koreikou").css("color","red")
});

この例ではclass="target"の以前の兄弟要素からさかのぼってclass="koreikou"より後の要素を取得して.css("color","red")とする事で、取得した要素の色を赤に変更する事ができ、この場合「バナナ、メロン」の文字が赤色に変わる。

実際の動きをcodePenで見てみよう。

See the Pen jquery-prevUntil-nextUntil by stand4u (@stand4u) on CodePen.

第二引数を指定した場合

たとえば次のようなHTMLがあったとする

HTML
<div>
  <p>りんご</p>
  <p class="hani">ぶどう</p>
  <p class="shitei">バナナ</p>
  <p>メロン</p>
  <p class="target">みかん</p>
  <p>もも</p>
</div>
jQuery
$(function(){ 
  $(".target").prevUntil(".hani",".shitei").css("color","red")
});

この例ではclass="target"の以前の兄弟要素からさかのぼってclass="hani"より後の要素を取得して、さらに第二引数で指定する.shiteiの条件にマッチする要素.css("color","red")とする事で、取得した要素の色を赤に変更する事ができ、この場合「バナナ」の文字だけが赤色に変わる。

CodePenで見てみよう。

See the Pen jquery-prevUntil2 by stand4u (@stand4u) on CodePen.

.nextUntil()の機能とは?

基本的には.prevUntil()がそれ以前のもを取得するのに対して.nextUntil()ではそれ以降という扱いになるだけの違い。

.nextUntil()の機能

.nextUntill()は、「指定要素の後の兄弟要を範囲を指定して取得する」事ができる。

第一引数で取得する範囲を指定し、第二引数で絞り込む要素の条件を指定する事もでき、条件に合わない場合は取得しない。

どちらの引数を指定しない場合は.nextAll()と同じ機能になる。

.nextUntill()の構文

.nextUntill()の構文は次のような記述となる

$("セレクタ").nextUntill("取得範囲の指定","取得条件");
メモ

「第一引数の取得範囲の指定」は、「セレクタで選んだ要素以降」〜「第一引数で指定した範囲まで」を指定する事となり、それぞれセレクタの要素と、第一引数で指定した要素は含まれない点に注意が必要だ。

第二引数(省略可)は、取得する条件を指定するもので、条件にマッチしない場合は取得されない。

.nextUntill()の使用例

たとえば次のようなHTMLがあったとする

HTML
<div>
  <p>りんご</p>
  <p class="target">ぶどう</p>
  <p>バナナ</p>
  <p>メロン</p>
  <p class="koreizen">みかん</p>
  <p>もも</p>
</div>
jQuery
$(function(){ 
  $(".target").nextUntil(".koreizen").css("color","red")
});

この例ではclass="target"の以降の兄弟要素から順番にclass="koreizen"までの要素を取得して.css("color","red")とする事で、取得した要素の色を赤に変更する事ができ、この場合「バナナ、メロン」の文字が赤色に変わる。

実際の動きをcodePenで見てみよう。

See the Pen jquery-nextUntil by stand4u (@stand4u) on CodePen.

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jQuery「.prevUntil() / .nextUntil()」で前後の兄弟要素を取得する方法のまとめ

以上が、jQueryで「.prevUntil() / .nextUntil()」で前後の兄弟要素を取得する方法でした。

その他のjQueryメソッドについて確認したい方は、jQueryメソッドを一覧で解説したこちらの記事を確認しておこう!


※当記事の掲載内容は執筆現在の個人の見解・調査によるもので、動作・サービス等を保証するものではありません。最新情報は各公式サイトでご確認頂き、購入・契約・データ作成等はご自身の判断・責任でお願いします。 免責事項

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この記事を書いた人

編集長

WEBデザイン・グラフィックデザイン歴:約18年、HTMLコーディング、jquery、wordpress、イラストなど本業とし、WEBデザインコンサル・プログラミング・ライティング等にも勤しんでいます

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