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WEBデザインツールの比較!初心者におすすめは?Figma Photoshop Xd Illustrator

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初心者におすすめのWEBデザインツールを教えてほしい!

今回は、これから「WEBデザインツール」を学習しようと思っている初心者の方が、「FigmaXD・Photoshop・Illustrator」の中で、どのツールを学習すべきか?という疑問に、それぞれの違いや特徴をわかりやすく解説しつつ、初心者におすすめのWEBデザインツールを紹介しよう!

今回の比較は、細かい機能の比較ではなく、Webデザインツールとして使う場合の、各ツールの大きな特徴と、それぞれどんな人に向いているか?という、俯瞰的に見た比較と、オススメを解説していこう!

▼今回のWEBデザインツールのおすすめ比較を「動画でみたい方」はこちらをどうぞ↓

Figma・XDの特徴

FigmaとXDはWEBデザインツールの大きな枠組みとしては、同じようなツールなので、後半で2つを比較するが、まずはおなじジャンルとしてとらえておこう!

WEBデザインに特化したツール

「FigmaとXDはWebデザインに特化したツール」なので、他のツールに比べて動作が軽く、余計な機能を削ぎ落として、Webデザイン作業の特徴を考えて、効率よく、複数ページをチームで共有しながら作成するのに向いているツール。

Figma・XDのメリット・デメリット

まずはFigmaとXDのメリット・デメリットをピックアップしてみよう!

FigmaとXDのメリット
  • 動作が軽量
  • 複数ページの作成に強い
  • 同じフォーマットのデザインを作るのに向いている
  • チームでの作業やデータの共有に強い
  • プロトタイプの作成機能ができる
  • 機能がシンプルなので習得が容易
  • Figmaは無料でも十分使える
FigmaとXDのデメリット
  • 写真の自動切り抜き・加工ができない(Figmaは簡単な画像補正は可能)
  • グラフィカルなデザインや不規則なデザインに向いていない
  • アイコンやロゴ・イラストの作画に向いていない
  • インターネットがオフライン時に作業できない

Photoshopの特徴

Photoshopは元々「写真を扱うためのソフト」で、写真の切り抜きは、レタッチ(加工・修正)、写真のコラージュ(合成)などが得意なツール。

しかしその長い歴史の中で、Webデザインをするための機能が追加されていき、Photoshop1本だけで、Webデザインがすべて完成してしまうという便利さがあり、この業界ではPhotoshopが使えないと厳しいというくらいにWebデザイン業界に深く根ざしているツールと言える。

Photoshopのメリット・デメリット

次にPhotoshopのメリット・デメリットをピックアップしてみよう!

Photoshopのメリット
  • 写真の切り抜き・加工が得意
  • Photoshop1本でWebデザインが完結してしまう
  • グラフィカルなデザインに強い
  • 不規則なデザインや凝ったデザインに強い
  • Webデザイン業界で使っている人が多い
Photoshopのデメリット
  • 動作が重い
  • 大量のページ作成にはあまり向いていない
  • 月額料金が必要
  • ベクターデータの作成では、イラストレーターに負ける
  • 多機能なので使いこなせるまでに時間を要する
  • チームでの作業に向いていない

Illustrator(イラストレーター)の特徴

Illustratorは本来「紙媒体をメインとする、グラフィックデザイン・イラスト作成」の為のツール。

ペンツールや矩形ツール等を使った「ベクターデータ・イラストの作成」の為の機能が強化されており、ベクターデータの特徴である、データをどれだけ拡大しても美しいイラストや線を紙媒体に出力する事ができる特徴がある。

しかしIllustratorもPhotoshop同様に、Webデザインするための機能が追加されてきた歴史があり、画像の加工はできないが、それ以外のWebデザインする為の機能が搭載されてきた。

Illustratorのメリット・デメリット

次にIllustratorのメリット・デメリットをピックアップしてみよう!

Illustratorのメリット
  • ベクターデータの扱いに強い
  • アイコンやロゴ・イラストの作成に向いている
  • 紙媒体の出力データが作れる
Illustratorのデメリット
  • 写真の加工ができない
  • 月額料金が必要
  • ピクセル単位のデザインに向いていない
  • チームでの作業に向いていない

WEBデザインのおすすめツール

WEBデザインのおすすめツールとは、その人の「仕事のスタイル」や「何をメインにデザインするか?」といった内容によって変わってくるので、それぞれのツールでオススメな人を解説していこう。

Photoshopがオススメな人

PhotoshopはWEBデザイン業界でも最も歴史が長く、この業界で働くのであれば必須で覚えておかないと厳しいツールと言える。

たとえば納品データとしてPhotoshopのPSDで納品してほしいという要望が多かったり、過去のPSDデータを流用した仕事が多かったりなど、この業界では現時点ではなくてはならないツールと言える。

Photoshopがオススメな人
  • WEB制作会社へ就職を目指す人

  • 1つのツールでワンストップでデザインしたい人

  • グラフィカルなデザインをする事が多い人

  • 不規則で複雑なデザインやLPを作る事が多い人

Illustratorがオススメな人

Illustratorは特にグラフィックデザイナーに愛用されているツールで、グラフィックデザイナーがWEBデザインの仕事もやっていきたいといった場合に、まずは現時点で得意なIllustratorを使ってWEBデザインをしたいという人に向いているツールと言える。

ただし今後本格的にWEBデザインにシフトしていくのであれば、PhotoshopやFigmaといったツールを視野に入れてもいいかもしれない。

Illustratorがオススメな人
  • グラフィックデザイナーの人
  • イラスト中心のデザインが多い人

  • WEBデザインと同時に印刷データを作る事が多い人

  • アイコンやロゴなどのパーツ作成が多い人

FigmaやXDがオススメな人

FigmaやXDは、比較的新しいツールでWEBデザインに特化している事から、新しい考えの会社や効率を重視した会社などで多く使われているツール。

ただし、FigmaとXDは画像の加工ができないため、Photoshopなどの画像加工ソフトと一緒に使っている人がほとんでではないだろうか。

FigmaやXDがオススメな人
  • 同じフォーマットの大量ページの作成が多い人

  • チームで共有して効率的にデザインしたい人

  • プレゼン用のプロトタイプを作る人

  • ワイヤーフレームを作成する人

  • アプリやUIデザインをする人

FigmaとXDはどちらがおすすめか?

これまでの説明で、FigmaとXDは同じようなツールとして扱ってきたが、この2つのどちらかを選ぶのであれば、どちらを使えばいいのだろうか?

ご存知の方も多いかもしれないが、「Adobe XDの単体プランの販売を終了」のニュースを受け、事実上のAdobeXD終了宣言がされた事もあり、FigmaがUI・UXデザインの本命製品となる事が予想される。

もし今から初心者の方がどちらかを選ぶのであれば、現時点で無料で使えて世界的にも人気のあり将来性もある「Figma」を使って学習するのがおすすめと言っていいだろう。

WEBデザインツールの比較!初心者におすすめは? のまとめ

「初心者のWEBデザインツールのおすすめ」についてまとめると、初心者の方へのおすすめとしては、まず現時点で無料で使えるFigmaでWEBデザインの基礎を学習しつつ、本気でこの業界で働く決心がついた時点で、Photoshopでの画像加工と、Illustratorでのアイコンやロゴの作成を学んで、この3つのツールをうまく使いこなすというのが現時点での最適解ではないだろうか?

つまり、少なくともWEBデザイン業界で働くのであれば「PhotoshopとIllustrator」は両方使えるようになっておかないとまずいので、順番はともあれ必要になった段階で少しずつ学習していけばいいだろう。


※当記事の掲載内容は執筆現在の個人の見解・調査によるもので、動作・サービス等を保証するものではありません。最新情報は各公式サイトでご確認頂き、購入・契約・データ作成等はご自身の判断・責任でお願いします。 免責事項

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この記事を書いた人

編集長

WEBデザイン・グラフィックデザイン歴:約18年、HTMLコーディング、jquery、wordpress、イラストなど本業とし、WEBデザインコンサル・プログラミング・ライティング等にも勤しんでいます

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