WEBデザイナーの「年齢の話」今からでも遅くない!何歳まで現役でやれる?

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WEBデザイナーに転職したいけど、何歳くらいまでWEBデザイナーになれるか知りたい!
WEBデザイナーの寿命は?現役の第一線で働く限界は、何歳くらい?

私の周りには沢山のWEBデザイナー達がいるので、WEB業界の年齢の現状をお伝えしよう!
これからWEBデザイナーに転職しようという人にとって「年齢」は気になるところ。こんなWEBデザイナーの年齢に対する疑問に、長年WEBデザイナーに従事する「現役WEBデザイナー」の実体験と業界の現状を元に解説するので、参考にしていただきたい!
WEB制作会社2社・グラフィックデザイン1社を経験し、現在フリーランスWEBデザイナーとして活動している、WEBデザイナー歴約20年の現役デザイナー
目次
WEBデザイナーになりたいけど、年齢は何歳くらいまでならチャレンジできる?
現在WEBデザイナーを目指している人にには、いろんな年齢層がいる。もちろん高校生や大学生なら全然問題ないだろうが、一度別の業種として働いてからの転職となると少し話は変わってくる。
実際、僕の場合は、新卒の時に「普通のサラリーマン」として働いていたが、一念発起して24歳からデザインの勉強を始め、最初の4年ほど「紙媒体のデザイン」の仕事に従事し、28歳からWEBデザインの仕事に就いて以来、ずっとWEBデザイナーの仕事をしている。
ただ、僕がWEBデザインを始めた時代と、現在の「WEBデザイナーの環境」は少し状況が違い、現在はWEBデザイナーになるには「絶好の時代」といえるので、詳しく解説していこう!
昔に比べて、WEBデザインスキル習得スピードが上がっている!
なぜWEBデザイナーになるのに絶好の環境かというと、僕の時代にくらべて勉強する環境が圧倒的に良くなっているという理由が挙げられる。具体的にどう変わったかをピックアップしてみよう
- デザインを参考にするサイトが劇的に増えた
- WEBデザイン学習に関する情報が数倍に増えた
- CSS3やその他便利なツールが増えて、HTMLやフロント開発が簡単になった
- 通信速度があがり、動画などの情報も増え、情報収集スピードが上がった。
- スマホをはじめとする「モバイル環境」が整備され、どこでも手軽に情報を入手できるようになった
- オンラインスクールを始め「安くて便利なスクール」が増えた
- 便利で「質の高い写真・フォント素材」が増えた
これらの環境を踏まえると、感覚的には僕の時代よりも「約2〜3年早くWEBデザイナーとして成熟できる」環境になっており、一人前のWEBデザイナーになるには僕の時代で「5年くらい」かかったのに対して、今の時代だと要領よくやれば「2年くらいで一人前のデザイナーになれる」という感覚だ。
その計算でいくと、僕の時代だと28歳で始め33歳で一人前になったのと比較すると、現在では31歳でWEBデザイナーのキャリアを初めても、僕と同じ33歳で成熟期を迎える事になる。それくらいスピードが上がっているという意味で、成熟するまでの下積み期間で挫折する人もそれだけ少ないといえる。
WEBデザイナーの勉強に必要な期間
では、WEBデザインを独学で勉強したとして、どれくらいの期間でWEBデザインの基礎を習得できるのか?WEBデザインの学習期間については、こちらの記事も参考にしてみよう!
WEBデザイナーを目指す「年齢のデットライン」は何歳?
WEBデザイナーを目指す年齢を考える上で、「会社員」と「フリーランス」では話が全く違ってくるので、「会社員としてWEBデザイナーになる場合」で考えると、WEBデザイナーを始めるデットライン考える時のポイントとして、採用する側の上司の年齢を考えるといいだろう。
できれば「採用者の年齢より下」がいい
採用する側から考えてみよう!誰もが自分より年上の人を部下にするのは嫌なものだろう。
そういう意味で考えると、現在25〜40歳くらい年齢の人が「チーフWEBデザイナー」として多い年齢層だと考えるとWEBデザイナーを始める上限のデットラインは「約30〜35歳」くらいまでは、なんとか大丈夫といえるかもしれない。
ただし、逆にそれまでの別の職業のスキルをアドバンテージとできるのであれば、このデットラインも変わってくるだろう!
もちろん前述したように、最初から「フリーランスのWEBデザイナー」になるつもりなのであれば、年齢はほぼ関係ないと言ってもいいだろう!
WEBデザイナーの寿命年齢は?WEBデザインは何歳まで続けられるの?
現役のWEBデザイナーとして、何歳くらいまでつづけられるか?という疑問は、WEBデザイナーの永遠の疑問といえるだろう。僕の例で言うと、現時点で僕は40代前半という年齢になるのだが、WEB制作会社で余裕で第一線で戦えている。
年齢が40歳を超えてもWEB制作会社へ転職出来た!
しかも僕は最近、同業種内で会社を転職しており(WEB制作会社→WEB制作会社)、ある程度のスキルと実績と、ちゃんとしたポートフォリオがあれば、転職することは難しくないのだ。これはWEBデザイナーという職人的な職種柄「実力主義」的な要素があるから可能な事なのかもしれない。
もちろんこの年齢になると単なるデザイナーというよりはチーフデザイナー的なポジションを求められる。つまり「教育や指導」のを前提としたポジションという事だ。そういった意味でのんびりとデザインをやりたいという人は、独立する選択肢を選ぶほうが良いだろう。
WEBデザイナーの寿命は年齢より「環境とモチベーション」
WEBデザイナーの寿命を考える時は、その人の環境やモチベーションが大きく影響するといえるだろう!
つまり過酷な労働時間や、自分のやりたいデザインジャンルの仕事ができないという環境の場合、20代であれ30代であれ長く続かないだろう。
逆に僕のような恵まれた環境(労働時間も長くなく、いろんなジャンルのデザインができる環境)の場合、独立も視野に入れば、本人のやる気と日々の学習を怠らなければおそらく「50代前半」くらいまでは、なんとか第一線で戦えると思う。
年齢が「30代後半」を超えたWEBデザイナーはどういう仕事をやるべき?
WEBデザイナーの仕事が実力主義であるとはいえ、30代後半〜40代になるとWEBデザインの仕事だけでなくある程度のキャリアシフトは必要になる。
具体的には、WEBデザイナーの経験を活かしたディレクション業務のウエイトが増えたり、プログラミングスキル領域に踏み込んだり、若手デザイナーを教育する立場になったり、経営側の立場になったり、もしくは自分の媒体を作ってマネタイズするといった方向性を視野に入れる必要があるだろう。
そういう意味でWEBデザイナーは、WEBデザインの仕事で経験を積みながらも、できるだけ早く「業界の本質を理解」し、どういった仕事が今後伸びていくのか?どういう仕事が自分に求められるのか?という分析をしながら自分のスキルやキャリアを伸ばす努力をしていく事が重要になってくる。
できるだけ早く「基礎学習を終わらせたい」人どうすれば?
20代前半までの若い人なら独学でじっくり時間をかけて学習しても大きな問題は無いが、20代後半以上の方は年齢が上がれば上がるほどWEBデザイナーになる為の基礎の学習は素早く終わらせたいところ。
短期間でWEBデザインスキルをつけるなら、やっぱりスクールが早い!
短期間で学習を終わらせたいなら、独学ではなくやっぱりスクールの力を借りるのが一番早い!
さらにできるだけ価格をおさえて短期間で学習したい方は、通学型のスクールや専門学校ではなく、オンラインスクールを利用するのがおすすめ。
一般的な専門学校のような「教室で集団で授業を受ける」スタイルのスクールだと、「約半年〜1年で約50万円〜100万円」かかるのに比べ、オンラインスクールだと「約1ヶ月〜半年で約15万〜50万円」程度に抑える事ができ、無駄な通学時間もなく、隙間時間で学習できるので短期間で学習を終える事ができる。
オンラインスクールは、ネット上で「勉強すべきポイントが全部網羅されている教科書」で学んでわからない点を「いつでもプロの講師に質問できる」というスタイルで、教室などの施設や設備などの固定費が不要なので受講費を安く抑える事ができる仕組みのスクールだ。
時間もお金もあまり無い人にはピッタリのスクールで、実際私もオンラインスクールを利用した経験があるので、安心してオススメできる!
実際にどのスクールが良いのか?コスパの良いおすすめスクールはこちらの記事でチェックしよう↓
WEBデザイナーの年齢についてのまとめ
現状WEBデザイナーになるのに「年齢なんて関係ねぇ」とまではいかないが、WEBデザインのスキルを習得する手段も増え、便利なツールや便利なサービスも増えてきており、WEBデザイナーに対する敷居は下がっている中「35歳くらい」まではWEBデザイナーを目指しても大丈夫といえるだろう。それまでに培った社会人経験で、カバーしながらしっかり勉強しよう!
もちろんフリーランスのWEBデザイナーであれば年齢関係無く何歳でもWEBデザイナーになれる!
とはいえ、20代後半を超えてくると余裕が無いのにはかわりなく、WEBデザイナーになりたい!と思ったのであれば、できるだけ早くWEBデザイナーの知識とスキルを身につける必要があり、どのような勉強の仕方が必要になってくるかを考える必要がある。
そんな「いち早くWEBデザイナーになりたい人」は、こちらの記事でWEBデザインの「効率的な勉強方法」がわかるようになっているので、参考にしてもらえるだろう!
また、実際WEBデザイナーの仕事内容や、現場での仕事のワークフローを知りたい方は、現役デザイナーの仕事の手順をしるためにも、こちらの記事を読んでおこう!
※当記事の掲載内容は執筆現在の個人の見解・調査によるもので、動作・サービス等を保証するものではありません。最新情報は各公式サイトでご確認頂き、購入・契約・データ作成等はご自身の判断・責任でお願いします。 免責事項
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