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Font Awesome 5の使い方「CSS:before」でのunicode指定方法:CDN版

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Font Awesome 5のCSSでの使い方を知りたい。

CSSで指定すると、変更や調整が楽なので是非とも覚えておきたいテクニックだ!

今回は、Font Awesomeのunicodeをつかって、CSSの「before」や「after」などの疑似要素での指定方法と、表示されない時の注意点などを確認していこう!

Font Awesomeの使い方は2種類ある

まず大前提として、Font Awesomeの使い方には大きく2通りの方法がある。

  • HTMLタグを使用する方法
  • CSSで指定する方法

今回は「unicodeを使ったCSS」で指定する方法を解説しよう!

Font AwesomeのCDNを読み込む事前準備

まずは、Font Awesomeを最も簡単に使う時の準備として、CDNを使ってフォントを読み込む必要がある。

CDNでの読み込み方法も2つの方法がある。

  • アカウント登録して「KIT版CDN」を取得する方法
  • 従来の「バージョン指定」のあるCDNを使う方法

Font Awesomeアカウント登録して「KIT版のCDN」を使った「基本的な準備」や「HTMLタグを使った使い方は」こちらの記事を参考にしよう。

ただし、現時点ではKIT版のCDNの場合は、::before::afterなどの疑似要素を使ったCSSでの指定では表示できないので、今回は従来の「バージョン指定のあるCDN」を使う方法で解説しよう。

次の従来の「バージョン指定のあるCDN」↓を<head>タグ内に読み込んでおこう。

WEBフォント版 v5.12.1

<link rel="stylesheet" href="https://use.fontawesome.com/releases/v5.12.1/css/all.css">

バージョンの記述v5.12.1の部分は、使いたいアイコンにあわせて、適宜最新のものに書き換えて記述。

Font Awesome公式サイトのiconsでunicodeを取得する

CDNを読み込んだら、公式サイトの「icons」ギャラリーで使いたいアイコンを探して、詳細ページへ飛ぶ。

詳細ページに飛んだら上部の「unicode(4桁の英数字の)」をクリックする事でunicodeがコピーできるので、取得しておこう。

同じアイコンでも、有料版の場合はアイコンの太さなどの種類が「SOLID、REGULAR、LIGHT、DUOTONE」の全種類から選べるが、無料版の場合は「PRO」マークがついて無いものを選んで確認しておこう。

このアイコンの場合は無料版だと「SOLID」と「REGULAR」が使えることになる。

あとは「バージョンの確認」もしておこう。右上に記載されているバージョンより、CDNで記述しているバージョンが古ければ表示されないので、注意が必要だ。

任意のHTMLを用意する

次の例のようにCSSでアイコンを表示したい場所の任意のHTMLを用意し、適当なclass名をつけよう。

今回はclass="awesome"とつけてみた。

<p class="awesome">集合時間は19:00</p>

CSSにunicodeとスタイルを記述

次に例のようにCSSを記述していくので、順番に解説していこう。

.awesome::before{
  font-family: "Font Awesome 5 Free";
  content: '\f017';
  font-size: 15px;
  font-weight: 400;
  margin-right: 4px;
  color:#f90;
}

font-familyの指定

font-familyは無料版の場合"Font Awesome 5 Free"と指定する。

無料版でもブランド系アイコン「や」などの場合は"Font Awesome 5 Brands"と記述する点に注意しよう。

サイト全体でいろんな箇所にFont Awesomeアイコンを使う場合は、個別に指定せず、bodyに両方いれておくと便利だ。

body{
    font-family:"Font Awesome 5 Free","Font Awesome 5 Brands";
}

contentに取得したunicodeを記述

::beforeなどの疑似要素に必要なcontentの記述に、先程コピーしたunicodeをcontent: '\f017';のように貼り付ける。

unicodeの前に「バックスラッシュ\」を入れる必要があるので忘れずに!

font-weightを正しく入れないと「表示されない」場合が

次にfont-weightをいれよう。font-weightはアイコンのスタイルによって次のように決まりがある。

  • SOLIDは「900」
  • REGULARとBRANDSは「400」
  • LIGHTは「300」

このfont-weightを「正しい数値」をいれないとアイコンが表示されない場合があるので注意しよう。とくに無料版の場合に有料版でしか使えない数値を入れるのもNGだ。ただし400の場合はデフォルト値なので入れなくても表示される。

その他font-sizeやcolorやmarginなどで整える

あとはfont-sizeでアイコンの大きさ、colorでアイコンの色、marginなどでテキストとの距離やその他必要な微調整をして、次のように表示されたら、完成だ!

Font Awesomeが表示されない場合

Font Awesomeアイコンが「四角(□)」などで表示されない場合は次の点を確認しよう。

  • 正しい「font-weightの数値」が入っているか?
  • 「font-family」の指定が「 Brands」「Free」など間違っていないか?
  • CDNコードが正しく記述されているか?
  • CDNコードが「KIT版」の場合はCSSの疑似要素は使えない
  • CDNコードのバージョンが古くないか?
  • 有料版のProでしか使えないアイコンを選んでいないか?
  • unicodeのバックスラッシュがぬけていないか?
  • 貼り付けるコードがそもそも間違っていないか?

とくに前述したKIT版は、現時点ではCSSの疑似要素で使えない点や、バージョンの違いや、有料版のアイコンを指定してしまっているなどは、よくあるミスあので注意が必要だ。

Font Awesomeの使い方「CSS:before」でのunicode指定方法まとめ

Font Awesomeはとても便利なサービスなので、正しい使い方を確認して上手に使いこなそう。


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この記事を書いた人

編集長

WEBデザイン・グラフィックデザイン歴:約18年、HTMLコーディング、jquery、wordpress、イラストなど本業とし、WEBデザインコンサル・プログラミング・ライティング等にも勤しんでいます

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