フリーランスWEBデザイナーの平均年収は?収入を上げる方法は?
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フリーランスとして独立する前に、その年収がどれくらいなのか知りたい!
独立フリーランスを目指すWEBデザイナーにとって、「独立後の年収」はとても気になるところ。
もちろん、経験年数や人脈やスキルや労働時間・働き方によってその金額は大きく変わってくるが、世間の参考金額を知った上で、自分はどうすればその平均を上回る収入を得る事ができるかを学んでいこう!
私は約18年間WEB制作業界で働くWEBデザイナーで「未経験 → 独学→グラフィック会社就職→WEB制作会社転職→WEB制作会社転職→独立」という経緯で独立したフリーランスデザイナー。
- フリーランスWEBデザイナーの平均年収
- WEBデザインの案件単価
- 安定して仕事を得る方法
- 年収の増やし方
目次
フリーランスWEBデザイナーの平均年収
フリーランスWEBデザイナーの「平均年収」は、少し前だが「Webデザイナー白書2014-15」によると
平均年収385.3万円
もちろん「キャリア年数・スキル・労働時間等」によってその金額は大きく変わるので、参考程度にとらえた方がいいだろう。
あくまで平均であって、年収1000万を超える人もザラにいるのもまた事実。
ではどうすれば安定した高収入を得ていく事ができるのだろうか?
ちなみに会社員(正社員)WEBデザイナーの平均年収は?
フリーランスではなく、正社員のWEBデザイナーの平均年収は、求人ボックスによると、平均年収は454万円(※2022年11月時点)とフリーランサーより少し高い金額となっており、全体の給与分布としては、332万円〜888万円と幅広く、勤務先の業績や、経験・役職などで大きく変わってくる事が予想される。
なぜフリーランスの方が、会社員WEBデザイナーより平均年収が低いのか?
フリーランスのWEBデザイナーになる人は年収だけを追い求める人は意外と少なく、どちらかと言えば「自由」や「やりがい」を求めてフリーランスWEBデザイナーになる人の方が多い。
つまり年収を増やそうと思えば増やす事はできるが、あえて仕事をセーブして自由な時間を過ごしり、自分のやりたい仕事だけを選んで仕事をする人も多く、がむしゃらに働く事を強要されガチな会社員と比べて、少し低い傾向にあるのかもしれない。
逆に言えば、フリーランスの人でも積極的に仕事を取りに行けば、平均より多い年収にする事が可能という事が言える。
フリーランスの私の実体験
実際に私自身の体験で言うと、仕事を積極的に取りに行く月は、月収入が多くなり、自由な時間を求める時は、月収が少なくなるのが明らかに目に見えてわかるくらい変わってくる。
当たり前といえば当たり前だが、仕事のオファーがあっても、請けなければ収入にならないし、逆に積極的に取りに行く時は、少ない単価のオファーでも今月は頑張って請けようと思えば、ある程度いくらでも仕事を増やす事が可能なのが、フリーランスというものなのだ。
わかりやすい例で言うと、ランサーズ やクラウドワークス などのクラウドソージングには、多数の仕事が募集されており、ある程度の普通のWEBデザインスキルがあれば、ガツガツ応募していけばそれなりの収入になるからだ。
フリーランスのWEBデザイン案件の単価はどれくらい?
WEBデザインの案件単価は内容によって大きく変わるが、例えばフリーランスの私の場合ランディングページ(LP)のデザイン1ページ「8万〜12万円」前後くらいで依頼が来る事が多く、この仕事にかかる時間は、場合によるが修正もあわせて合計で約丸3日(3×8h=24時間)程度。
(※ちなみにこれはデザインだけの料金でコーディング作業は含んでいません)
その他の内容も参考金額として表にしてみたが、クライアントの予算や代理店の都合によって随分かわるので、あくまで参考金額として見てほしい。
内容 | 金額 |
---|---|
トップページデザイン(PCのみ) | 5万〜15万円 |
トップ・ページデザイン(レスポンシブPC・SP) | 8万〜20万円 |
下層ページ:基本デザイン(PCのみ) | 3万円〜5万円 |
下層ページ:基本デザイン(レスポンシブPC・SP | 4万円〜6万円 |
LPデザイン(PCのみ) | 8万円〜12万円 |
LPデザイン(レスポンシブPC・SP) | 12万円〜16万円 |
バナーデザイン | 5000円〜5万円 |
※コーディング作業は含まない
案件単価から仮の年収を出してみた
では、仮に「LP(レスポンシブ)が12万円」だとして、このLPデザインだけを「月に4件(1件約4日間の作業とすると)」こなしたとすれば(4件 × 4日)16日間の労働で月収48万円(税込52.8万円)、年収576万円(税込633万円)となる。
「週休3日、週1案件のペース」である程度普通に暮らせる金額になり、自由な時間も増えて好きな事も可能になり、もっと稼ぎたければもう少し仕事を増やす事も可能だろう。
そんなに順調に仕事来る?
そう、この金額や日数はおおよその概算の皮算用であり、またこれだけ定期的に仕事が来る保証もない。
フリーランスの不安要素はこの定期的に仕事が来る保証が無いという点
では、安定して仕事を得る方法はないのだろうか?
安定して仕事を得る方法
安定して仕事を得るにはまず、収入源としてできるだけ多くの仕事の取り方を知っておく必要がある。
フリーランスWEBデザイナーの仕事の取り方には次のようなものがある。
- 独立前に働いていた会社や、クライアントから仕事をもらう
- 新規に営業をして仕事を得る
- フリーランス用のエージェントに登録する!
- クラウドワークから仕事を受注する
- 同業者の横の繋がりから仕事をもらう
- 友人知人から仕事をもらう
- SNSなどで自分のスキルを発信して仕事を受注する
この7つの方法において、それぞれ効率よく仕事をゲットできる詳しい内容を知りたい方はこちらの記事を参考にしてほしい。
独立したばかりの人におすすめの安定収入手段
前述した仕事のとり方の中でも、特に独立したばかりの人が安定した収入を得てかつフリーランスとしての経験と実績が積め、さらに希望月収や、週3日だけ稼働可能など、自分の働き方も指定できるオススメの方法がフリーランス用のエージェントに登録するという方法。
エージェント利用で「年収が約350万円アップ」という調査結果!
マイナビニュースの記事「(出典)ITエンジニア、最も収入を得られる働き方は?」によると、(WEBデザイナーではなく)エンジニアの数字だが、年収を「会社員・フリーランス・フリーランス(エージェント利用)」の3者で比較した時に、会社員は平均623万円、フリーランスは平均398万円という結果の中、エージェントを利用しているフリーランスの平均年収は746万円という数字が出ているのだ。
種別 | 平均年収 |
---|---|
会社員 | 623万円 |
フリーランス平均 | 398万円 |
フリーランス(エージェント利用中) | 746万円 |
つまりフリーランス向けのエージェントを利用すると年収は、会社員より約100万円も多い上、エージェントを利用していないフリーランスよりも約350万円多いという結果になっている。
- 自分で「営業しなくても」仕事がもらえる
- 年収が大幅アップ(約350万円UPという結果も!)
- 福利厚生がついている
- 仕事がなくても給与保証がついてくる事も
- 経費が使える場合も
- 確定申告用のソフトがお得に使えたり
- 多様な経験や実績が積める!
フリーランス向けエージェントは無料で利用できるが、エージェントはたくさん存在するので、主要なエージェントの中から自分に合うエージェントを見つけたい方はこちらの記事を見てみよう。
年収の増やし方
WEBデザイナーの年収の増やし方とはどういうものがあるだろうか?
WEBデザイナーとしてのスキルアップを図って自分の価値と単価を上げていくのは当然なのだが、仕事の量を増やしていくにはある程度限界もあるだろう。
そこで目線を変えて、WEBデザイン以外の仕事や収入源を確保するという考え方もある。
ではどうやって仕事の幅を広げて、どういう収入源があるのだろうか?詳しい内容はこちらの記事を参考にしてみよう↓
お金以外のフリーランスの醍醐味は?
もう一度自分に問いただそう。
なぜフリーランスになりたかったのか?
ここまでフリーランスの年収やお金について触れてきたが、本来あなたがフリーランスになるきっかけとなった動機はお金だけが理由だろうか?
おそらく大半の人が次のような働き方・生き方を目指してフリーランスとして独立したのではないだろうか?
- 自由な時間に働ける
- 好きな場所で働ける(満員電車もない)
- 収入は青天井(頑張っただけ上がる)
- モチベーションが劇的に上がる
- 自分の好きな仕事を選択できる
- 上司の意見に振り回されず自分の意思で行動できる
- 休みも自由に決められる
逆にフリーランスだからあるデメリットや大変な部分も再確認しておこう
- 収入が不安定
- 責任はすべて自分
- ON・OFFの区別をつけづらい
- 事務仕事が大変(確定申告・見積もり・請求書etc)
- 堕落しても誰も注意してくれない
これらのメリットやデメリットを踏まえて、フリーランスには年収だけではない醍醐味などもある事を再確認しておこう!
フリーランスWEBデザイナーの年収についてのまとめ
フリーランスWEBデザイナーの収入は、不安定ではあるが、自分で真面目に努力さえすれば、ほとんどなんとかなるのは間違いない。
ただし努力する方向が間違っていれば話は別になってくるので、日々実力をつける努力を重ねた上で、当記事で紹介しているような、本業以外の収入や、エージェントサービスなどをうまく利用しながら、収入以外のフリーランスの魅力を存分に味わいながら仕事ができるといいだろう。
これからフリーランスを目指す人に向けて、実際私がフリーランスWEBデザイナーとして独立して感じた、フリーランスのメリット・デメリットについて興味のある人はこちらの記事をどうぞ↓
参考:WEBデザインスキルで生き方・働き方をより幸せに、日本をより良い国にする。」を理念に、デザインスクールをはじめとした事業を展開する「日本デザイン|WEBデザインの知りたい!知りたかった!が見つかる情報サイト」
※当記事の掲載内容は執筆現在の個人の見解・調査によるもので、動作・サービス等を保証するものではありません。最新情報は各公式サイトでご確認頂き、購入・契約・データ作成等はご自身の判断・責任でお願いします。 免責事項
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